当社は、広島県に408ヘクタールの山林を保有しています。
日本における山林の所有は、小規模 ・分散的で、極めて小さい面積の山林を個々が所有している状況です。輸入木材の普及により国産の木材価格が下落し続ける中、小規模・分散的な所有だと採算が合わず、適切な管理・伐採などをせず放置されているような事態が多く発生しております。
当社は、所有者が異なる山林を集約化することで上記のような問題を改善し、地元林業への貢献、自然災害防止、CO2吸収量の拡大など、山林の公益的機能の維持増進を行ってまいります。
「あと百年センター『遥古荘 (ようこそう)』」
2022年4月、当社保有の広島県安芸高田市山林の近くに、研修センター 兼 森林保全活動等の拠点となる、「あと百年センター『遥古荘(ようこそう)』」が竣工致しました。今後、本施設を拠点に、植樹・山林整備等の活動を行う予定です。
尚、本施設は上記の ①研修センター ②森林保全施設の機能だけではなく、③社員の保養所 ④ゲストハウス ⑤多様な働き方実験場 ⑥BCP・避難所等の活用も計画しております。
森林保全活動に加え、これらの多様な取り組みにより、(E)地球・(S)社会の持続可能性の向上への貢献、また、(G)会社の持続可能な発展につながるよう、未来の社員から見て、遥か古から続く会社となるよう、本施設を活用してまいります。